2021年から1年以上に渡った伊東温泉競輪場のリニューアル作業。

and Supplyは、2021年に場内の売店(飲食店)のリニューアルと西口・東口両エントランスのデザインを担当。

そしてこの度、東口エントランスを抜け観覧席や場内へ向かう途中にある広場と、観覧席のデザインを担当した。

 

1950年に開設された歴史を持つ伊東温泉競輪場。

たびたび場内は改修されていたものの、建物の老朽化が進んでおり、広場においてもアスファルトが剥がれるなど古さが目立っていた。

 

長い歴史を持ち、古くから愛されているスポーツである競輪。

しかし、一般的にはまだ身近な競技ではなく、一部のファン内に閉ざされているイメージとなっている。

 

今回のプロジェクトでは、新しくなった伊東温泉競輪場を象徴するような「開かれた競輪場と広場」をコンセプトに設計を行った。

競輪が持つ9カラーのカラフルさをベースに、老若男女に受け入れやすい幾何学模様を広場全体にデザイン。

空間全体が明るくなり、今まで閉じられ、閉塞感のあった場所が開かれた、オープンな場所へと変わった。

 

空間に設置された新設のベンチや椅子、既存のアーチベンチにより、来場者一人ひとりが思い思いの使い方ができるようにデザイン。

人工芝のエリアのほか、食事や休憩に使えるベンチや座席を設置し、家族連れが楽しめるような空間に。

子どもも大人も、家族も楽しめる伊東の新しい場所に。

そして、古くから伊東温泉競輪場に通うファンにも愛される場所になれるように。

 

また、2Fと3Fのスタンド観覧席の内装デザインを監修した。

3Fは、空間のベースカラーは施設全体と合わせつつ、チャリ・ロトのブランドカラーを基調に高級感をプラス。

2Fは、広場同様、「開かれた競輪場」を目指すために、モノトーンの空間に競輪の9カラーを散りばめた意匠に。

競輪の持つ今までのイメージを変える、スタイリッシュかつスポーティーな空間へとアップデートした。

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写真提供: 株式会社チャリ・ロト