目黒にあるデザインオフィス「tacto」のインテリアデザインを担当しました。

2フロアあるオフィスのゾーニングプラン(レイアウト)の策定と、家具のデザイン及びクリエイティブ・ディレクションを担当しました。

 

フロアは、「集中」「思索」「発散」「休息」の4つのモードをシームレスに行き来できる場所に構成しており、

人の「モード」を細かく、そして快適に切り替えられるようそれぞれの空間をゆるやかに設定しています。

 

執務室には、シースルーの収納兼R間仕切りを設置し直線の多い空間にリズムを与えつつ、抜け感によって圧迫感を軽減しています。

 

もともと植栽が多く、そのまま家具を追加すると乱雑な印象となってしまうため、キッチンエリアには、家具と植栽を融合させた穴あきテーブルを採用しました。食事やリラックスタイムには、テーブルから覗く植栽が程よい死角を生み、安心感を得ることができます。

 

モルタルとラワンの木部の空間に、植栽とソファのグリーンが差し色として加わることで、静と動が混在した汎用性の高いスタイリッシュなオフィスとしました。