クライアントが2021年より入居している現オフィスは社員数の増加や「働き方」の変化に伴い、ゾーニングの変更と新規家具の増設が急務となっていた。

and Supplyでは、2フロアあるオフィスのゾーニングプラン(レイアウト)の策定と、家具のデザイン及びクリエイティブ・ディレクションを担当した。

モルタルの空間にラワン家具で構成されたスタイリッシュなオフィスであったため、既存の構成やマテリアルを用いてオリジナルを活かしたデザインを考えた。また既存のオフィス空間は仕切りがなく一続きの空間であったため、デザイナー達が没頭できる作業スペースもほしいとのオーダーをいただいた。

2フロアの空間を「集中」「思索」「発散」「休息」の4つのモードをシームレスに行き来できる場所に構成。

複数ある、人の「モード」を細かく、そして快適に切り替えられるようそれぞれの空間(モード)はゆるやかに設定。

用途を敢えて特定しないエリアをつくることで使い方、過ごし方次第で様々な使い方ができる空間に。

あるときは、プロジェクトに集中できる自分だけの場所に。
あるときは、気の知れた仲間とランチを食べる場所に。
あるときは、本を読みながら頭に浮かんだアイデアを交換する場所に。

いわゆる「執務室」の空間となる広いエリアには、シースルーのR収納間仕切りを設置し、ヌケ感をだしつつ、直線の多い空間にリズムを与え、収納棚としつつも圧迫感を軽減している。

採光に優れた本物件には、もともと植栽が多く、追加家具により乱雑な印象になってしまうことを懸念していた。
そこでキッチンエリアには、家具と植栽を融合させた穴あきテーブルを採用し、食事やリラックスタイムには、テーブルから覗く植栽が程よい死角を生み、安心感を得ることができる。

また差し色として上階にはソファを新設。気分転換しながらのワークスタイルにも対応できるようにした。

モルタル空間とラワン木部のメリハリに植栽とソファのグリーンが差し色として加わることで、静と動が混在した汎用性の高いスタイリッシュなオフィスが生まれた。