BELLOFF Inc.

Size : H2.3m×X2.6m

渋谷・道玄坂にオフィスを構える不動産会社「ベロフ」のオフィス移転に伴い、新オフィスに壁画を製作。

EPS(電気の配線をまとめたスペース)の鉄扉への製作。

スチール製の巨大な扉であるため、内装のあしらいも難しいこの面。

クロスの貼り込みや植栽、額装などでのアート展示などもできないこの面だからこそ、ペンキを使い、あらゆる場所をキャンバスとして壁画を製作するRELISHに依頼を頂きました。

「NOW OR NEVER」というメッセージは社長さま自らが選定。

その上で、クライアントのHPやインタビュー記事などから今回のアートのコンセプト・テーマを検討。

会社のMissionとして、「住まいの価値を高めること」「住まいをつなぐこと」というメッセージがあった点。

また、窪田社長がインタビューで「お客様お一人お一人の「秘書」のような、専属の「エージェント」のような感覚」で、「不動産の“プロ集団”に」という想いが独立・起業の背景にあったと知り、この2点がコンセプト策定の鍵となりました。

人や物件などを「巻き込む」 「つなげる」、物件価値や住まい、暮らし、人生を「高める」、人や思いに対して「寄り添う」ということをアートのコンセプトに。

今回のデザインは、人と人、人と物件を「巻き込む」ことからインスピレーションを得たギミックに。

奥行きのある階層的なデザインは、お客さまとクライアントの2社(者)が一つのデザインとして構成され、寄り添い1つ(のアート)となることを意図しています。

モノトーンながら、切り替えが細かく遠くから見ても近くて見ても驚きがあるギミックに。

オフィスを訪れるお客さまも、社員の皆様もいつ見ても発見や驚き、楽しみがあるアートにしました。